現代病⁉️ スマホ首

皆さんは、スマホをどの程度使用していますか?
最近、肩コリや首の痛みで、当院に来院される若い方が増えています。スマホ使用による不良な姿勢が原因で、頚椎の湾曲が不足したストレートネックです。(スマホによる原因だけとは限らない)

スマホ首とは、スマートフォンを使用している時の首の形をいいます。頭を下に傾けて首を屈曲している状態です。この姿勢を長時間反復的に行われることによって、首の痛みをはじめとした色んな症状がカラダに起こってきます。

スマホをしている時の姿勢 → 頭を前に倒した不良姿勢

スマホ首による首の負担は、頭を傾けた角度によって変わってきます。

 

 

 

 

米ニューヨーク市の脊椎専門のクリニック  ケネス ハスラージ氏(Dr.Ken Hansraj)の研究によると、頭を前に倒す角度によって、首への負担が増していくそうです。
15度で12kg  30度で18kg  45度で22kg  60度で27kg

スマホなどを見下ろしている姿勢は首の筋肉に大きな負担を与えます。頚椎・神経・椎間板を圧迫するので、首肩を中心とした症状が起こります。

  • 肩コリ・首の痛み
  • 椎間板症(椎間板性疼痛)、頚椎症、手のしびれ
  • 慢性頭痛
  • めまい、吐き気
  • 自律神経失調症
  • うつ、無気力、冷え性、疲れやすい
  • 胸やけ、逆流性食道炎
  • 頚椎症性神経根症

目線が下にならないようにスマホの位置を上に上げ、スマホ自体も垂直に近い角度を保って持つようにしましょう。また 15分以上の連続使用も避けるようにしましょう。

皆さん、スマホを使う時の姿勢、首の位置に注意しましう。

お水飲んでますか?

最近、少しづつ気候が暖かくなってきていますね。
みなさん、正しい水分補給出来ていますか?

人間の身体の60%は水分と言われています。
我々、人間の身体は息をすること、汗をかくこと、排泄などを通して一日2リットル以上もの水分が失われています。失われた分の水分を補わなければ、多くの水分で構成される人間の身体は、その基本的な生体機能が低下し、体温を調整する皮膚もカサカサに乾燥してしまいます。

ただし、失われた水分を一度に大量に摂取してしまうのはやめましょう。一度に大量に飲むことで体内の電解質のバランスが崩れ、身体の不調や、むくみを引き起こしやすくなります。
また、暑いからといって、冷えた水分も身体の冷えに繋がります。夏場に、冷えからの体調不良や腰痛症などの症状を訴える人も少なくありません。

のどか渇いた時はすでに脱水がはじまっています。水は手の届くところに置き、少しづつ摂取しましょう。

目安としては、体重の3分の1程度摂取しましょう。ただし、活動量、運動量で異なります。

どのような水分でも良いのか?よく聞かれますが、コーヒーや紅茶などは利尿作用がはたらきますので、せっかく摂取した水分がどんどん排出されてしまいます。ジュースや炭酸飲料に含まれる砂糖の量は多いので、身体を冷やす作用が働いてしまいます。水分ならなんでも良いというわけではあありません。

水分補給には、身体を冷やさない常温の水か、白湯を飲むのがお勧めです。                                                                              炭酸水は、便秘解消、疲労回復効果も期待できるといわれていますので、取り入れてみるのも良いと思います。

子どもの体力、運動能力は低下している⁉️

現代の子供たちは昭和の時代の子供たちに比べると、体力は落ち、運動能力も衰えています。

文部科学省が昭和39年から行なっている「体力、運動能力調査」によると、昭和60年を境に、子供の体力、運動能力は低下し続けています。

原因の一つと言われている環境の変化やゲームの影響。住みやすい環境を作り続けた結果、遊ぶ場所が減り、車社会になった結果、歩く量が減っています。

体力、運動能力低下が原因で子供自身への影響として、ケガをする子供が増えています。また、運動不足により基礎代謝が衰えて、まるで大人の生活習慣病と同じように、肥満や糖尿病を抱える子供たちも増えています。

子供の体力を向上させる3つの提案

1. 自分で歩かせる
買い物や習い事、近くに出かける際に歩かせる。

2. 外で遊ぶ
1日5分だけでもいいので、家の前などで、ボール遊びや鬼ごっこをする。

3. 子供の荷物は自分で持たせる
つい大人が子供の荷物を持っていませんか?幼いうちから自分で持つように教える事により、子供の基礎体力はつき自立心を養うことにもなります。

自己紹介

はじめまして。理学療法士(PT)の原田 剛と申します。
PTの国家資格を取得して、今年で12年目になります。

私はもともと、看護師として福岡市内のスポーツ整形外科病院で勤務しておりました。そこで、不本意なケガで入院されている多くの患者さん達が、スポーツ復帰に向けリハビリに取り組んでいる姿を目の当たりにして、25歳の時に柳川に有ります専門学校に入学しました。

私自身も、スポーツが大好きで、特に野球は小学生の頃から続けています。
この職種に従事するからには、ケガや痛みで苦しんでいる皆様に対して、少しでも早く復帰のお手伝いが出来るように考え、日々精進しています。

もちろん、スポーツされていない方でも、仕事上や日常生活に支障がある場合は、お早目に来院、御相談下さい。

BLOG!! はじめます

ご訪問ありがとうございます。

当院は、2007年8月28日に開院したクリニックです。
入学、進学、就職と新しい事を始める季節ですね。

今年、10周年を迎える節目の年に、きたがわ整形クリニックでも、今月よりBLOG開始致します。
随時更新していきますので、よろしくお願いします。

当院で勤務している理学療法士の原田と申します。
皆様にとって、有益な情報や当院のお知らせ等を、私なりに分かりやすく発信していきます。

早速ですが、当院のリハビリ室を少しだけご紹介。
当院では、理学療法士2名によるリハビリテーションを実施しております。

1枠20分間の予約制とさせて頂いてます。 2回目以降はお電話での予約や予約変更も可能です。

一方、牽引療法や低周波、微弱電流、温熱療法、超音波などの物理療法は予約の必要はありません。

興味のある方は、是非、御相談下さい。

リハビリテーションってなに?

こんにちは きたがわ整形クリニック PT原田です。

「リハビリ」という言葉自体は一度は聞いたことがあるかと思います。
その内容について、ご理解している方は少ないのではないでしょうか?

  • リハビリテーションの意味

リハビリというと、「けがをした時や病気の回復後に行うもの」というイメージが強いと思います。
広義の「リハビリテーション」とは、ラテン語のre(再び)−habiris(適した)に由来します。「何らかの理由で筋力低下、機能低下した状態から改善するよう働きかけること全般」を指します。

  • リハビリテーションの目的は元に戻すことではない?

けがや病気で働きの鈍くなった筋肉などに働きかけ、従来の動作に近づけることを指します。
「完全に元の状態に戻すこと」を最終目的にするのではなく、「残存する機能を活かして、1人1人に合わせた生活に近づけるための治療やトレーニング全般」を目的とします。

きたがわ整形クリニックでは、痛み・動かない 部位に対して単純にアプローチしていくような事は致しません。

患者さんの
痛みのせいで何に困っているのか?
痛みを治してどんな事をしたいのか?
患者さんの悩みや希望を把握して、問題解決に向けたプログラムを提供していきたいと考えております。