手・足・肩・腰の痛み
MEDICAL 01手・肘・足の痛みについて
こんなお悩みはありませんか?
- 指の付け根がいただくて、指を伸ばす時カクッと引っかかる
- 手首を動かすと痛い
- 肘の内側、外側が痛い
- お子様で突然、肘や手を動かさなくなった
- 足の痛み・腫れ・足の指が曲がってきた
- 指のしびれや痛み
- 物をつかみにくい、握力が落ちた
- しびれや痛みで目が醒める
- 足首が上がらない(階段を昇りにくい
手の痛みは、日常生活や仕事に支障をきたし、生活の質に大きな影響を与えることがあります。
手は細やかな動作を必要とするため、腱鞘炎や関節リウマチ、ばね指、神経障害など、様々な原因によって痛みや不調が生じることが多くあります。
特にデスクワークや軽作業、育児など、繰り返し動作をすることで手に負担がかかりやすく、症状が悪化しやすい傾向にあります。
足や肘の痛みは、立つ・歩く・持つ・支えるといった基本的な動作に影響を及ぼし、日常生活を不便にする大きな要因です。
足や肘に生じる痛みや不調は、腱や靭帯の損傷、関節の変形、筋肉の疲労、炎症、さらには神経障害など、多岐にわたる原因から起こります。
これらの症状を放置すると慢性化する可能性があるため、少しでも違和感を感じた際には早めにご相談ください。
膝の痛みについて
整形外科の外来診療でまず気付くことは、膝の痛みを訴える方が腰痛と同じくらい多いということです。 特に中高年になると「自然と膝が痛くなった」と言われる方がほとんど。そういう方には、当院では膝正面のレントゲンを立った状態で撮影します。
膝関節の隙間が狭くなったり、無くなっている場合は、関節軟骨がすり減っており、自動車のタイヤに例えて「バネ(下肢筋力)が弱って、 ハの字(O脚)になったタイヤ(膝関節軟骨)の内側だけがすり減ってきた状態」と説明しています。タイヤのように簡単に交換は出来ませんが、膝の軟骨にはある程度の再生能力があります。症状の進行を抑えるためには下肢筋力訓練が大切です。軟骨がすり減らないように下肢筋力を強くすることが、変形性膝関節症の最も有効な予防です。
しかし、ある程度進行した場合は、軟骨の再生を助けるヒアルロン酸の関節内注射、膝サポーター、足底装具、手術療法(膝関節鏡手術、人工膝関節置換術 など)の治療(修理)対象となります。そこまで進行してしまう前に早めにご相談下さい。
肩の痛みについて
「肩が痛い」と言って来院される方の約半数は、首の付け根から肩甲骨にかけての痛みです。 「ジッとしていても痛い 」「しびれる」「首を動かした時に痛い」「夜間に痛くて目が覚める」などの症状がある時は、一般的に首(頚椎)由来の症状があると考えられます。
もちろん「肩が挙がらない」「肩を動かす時に痛い」という場合は、五十肩(肩関節周囲炎)がほとんど。 その場合には、肩に関する治療を行います。首と肩では治療法も変わる為、いくつかの簡単な検査(レントゲンや神経学的検査)で鑑別します。 「肩」という名称の使われ方は非常に曖昧です。
腰の痛みについて
腰痛は多くの方が抱える共通のお悩みであり、その原因や症状はさまざまです。日常的に生じる姿勢の崩れや筋肉の疲労、加齢による骨や関節の変形、そしてストレスが腰痛の原因となることがあります。また、ぎっくり腰や椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、筋肉や靭帯の炎症といった疾患によっても痛みが引き起こされることがあり、急性痛から慢性痛まで多岐にわたる症状が現れることが特徴です。
腰は身体を支える大切な部位であり、日常生活においても動作の中心となるため、腰痛が悪化すると歩行や立ち座りなど基本的な動作が困難になり、生活の質が大きく低下する恐れがあります。こうした状態を予防・改善するためには、早期の診断と適切な治療が非常に重要です。
また、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、保存療法では改善が難しい場合には、手術による治療も選択肢の一つです。当院では現在手術は行っておりませんが、ブロック注射も含め必要な場合は他院へご紹介しています。